2023年7月中旬、日本最大級のインディーゲームの祭典「BitSummit」が京都・岡崎で開催された。国内外から87のゲームタイトルが参加し、会場ではそれぞれのブースで開発者たちがゲームを紹介。そのうちのひとつに、「AUDIO GAME CENTER」による新作アプリケーション「AUDIO AR GAME MAKER」がある。
「AUDIO AR GAME MAKER」とは、スマートフォンなどのデバイス上に拡張された現実世界を舞台に、オーディオゲームをつくることのできるツールだ。映像情報が欠かせないビデオゲームとは異なり、音からつくり、音だけで遊ぶゲームとなる。
「BitSummit」会期中、別会場でこの新作アプリケーションを用いた関連ワークショップが開催された。本記事では、アートやデザイン、地域に関わるエデュケーターとして活動する朴 鈴子(ぱく りょんじゃ)が、ゲームづくりの体験をレポートする。
競技と美術のミッシング・リンク
スタジアムの変遷や記録との関係、芸術家の参加などオリンピックをめぐる歴史から、スポーツと美術作品の顕在的/潜在的な相互作用、さらに競技、運動、観客をとりまくテクノロジーの問題、そしてeスポーツに至るまで、美術・写真・映像・身体表現など多彩な研究者、評論家、アーティストによる様々な視点から、スポーツ/アートの境界上に新たな結びつきを探る。
アーティストの吉見紫彩さんとの共創により
「つくるスポーツ/するアート」と題して執筆。
第4回未来の山口の運動会を終えて
犬飼博士 × 岸野雄一 × 西翼 による対談
”運動会ハッカソンがもたらす変化”
”ゲストデベロップレイヤー-運動会DJ”など
2019
2019
「ゲームデザイン」から「楽しい」ドリブンの世界へ
犬飼博士+吉見紫彩
ゲームやスポーツという概念に楽しいが含まれず、楽しいは身体の体験そのものであることを論じてる。
ゲームを研究することをやめ楽しいに集中し、自らを運楽家と名乗り始める過程を吉見紫彩さんと共同執筆している。
国内ゲーム研究の最前線を担う第一人者たちが集結。
ゲームと遊びの理論的探究から、研究資源としてのアーカイブ整備、ゲームデザイン/テクノロジーの最前線、実世界への応用・実装まで、新たな総合知としての「ゲーム学」の中核的な論点を徹底ガイド。
〈遊び〉と〈人生〉が融合しつつある人工知能時代の人類社会を展望する、
未来への羅針盤がここに──!
2018/10/01
前篇
後編
「人工知能のための哲学塾の作り方」
イベント「人工知能のための哲学塾」主催、ファシリテーションするにあたり、ゲームデザインとしていかに行っていったのかをインタビューで答えている。
― 「答え」より「問い」が書いてある雑誌が読みたい
創刊号となる「新しい問い号」では、小説家の平野啓一郎さんの巻頭インタビューをはじめ、どのように「問い」を立て、考えていくべきか?ということを探求します。アニメーション作家として大ブレイク中のぬQによるイラストストーリー、写真や漫画、面白コラムを挟みつつ、哲学の論文紹介(執筆者へのインタビュー付き)など硬軟あわせた企画で、「問いを立てて考える」という哲学ならではの面白さを伝えるべく、誰にでも手にとってもらえるようなわかりやすさ追求しました。
哲学好きはもちろん、哲学に興味があっても何から手をつければ良いか分からない人、じっくり考えてみることがとにかく好きな人にぜひ読んでもらいたい本です。新しい切り口の、読んで楽しい哲学雑誌『ニューQ』ここに創刊します!
職能の異なるメンバーからなる多職種チームが「まだ存在していない」展示を制作していく際、メンバーはさまざまな困難に出会い、これをさまざまな工夫によって乗り越えていく。この巻では、多職種チームによるこうした協同問題解決が「懸念」によって駆動されるさまや、提起された問題が「表象」を利用して共有・解決されていくさまを描く。
執筆者:高梨克也、平本毅、小澤淳、島田卓也、田村大
東日本大震災があった2013年に製作された日本科学未来館「アナグラのうた」の制作過程を記録分析した研究書。制作チームがどのようなコミュニケーションを行い制作していったのかを、全てビデオにおさめ文字起こし分析されている。
犬飼は執筆しておりませんが、似たような名前に置き換えられ発言、行動が分析されております。
2018/3/27
写真_山口雄太郎、文_編集部
2018/3/27
この日、会場で「言い出しっぺ」と書かれたゼッケンを身にまとっていた犬飼博士さんは、「未来の運動会」プロジェクトを推進する運動会協会の理事です。もともとはゲームクリエイターだったという犬飼さんは、こう話してくれました。
「テレビゲームやテクノロジーは『スポーツの敵』だと言われてきましたが、そうではなく、スポーツもゲームなんですよ。そもそも、ありとあらゆるスポーツで我々はずっとテクノロジーを利用してきました。サッカーボールだって、体操のマットだって、体育館だってテクノロジーですしね。だから、僕たちは新しいテクノロジーを使って、新しいゲームを作って、楽しくスポーツで遊んでいるだけなんです」
デビッド・オライリー(アーティスト)×犬飼博士(ゲーム監督)×飯田和敏(ゲームクリエイター)×ドミニク・チェン(情報学研究者)
2018/2/15
デビッド・オライリー(アーティスト)×犬飼博士(ゲーム監督)×飯田和敏(ゲームクリエイター)×ドミニク・チェン(情報学研究者)
2018/2/12
2015/7/30
2016/8/24
2016/8/16
2013/8/23
ビデオゲームクリエイターではなく「ゲーム」クリエイターが自覚的に扱うべきあらゆるゲームのことを述べ、ステファン・ポッターを引用し、スポーツシップ、ゲームズマンシップ、ライフズマンシップのことを紹介している。